🇺🇸 This site is also available in English — View English page →
S
Sidekick Lab
by Ichiro Murata

Sidekick Lab Tools

被写界深度計算

一般的な被写界深度計算では、35mm判の許容錯乱円として0.03mm(30µm)がよく使われます。でも、この0.03mmは固定された正解ではありません。

被写界深度は、ピント位置から前後に連続的に大きくなるボケに対して、「どこまでを許容するか」という基準を決めることで計算されます。つまり、同じレンズ・F値・撮影距離でも、許容錯乱円の基準を変えれば被写界深度は変わります。

Sidekick Labの被写界深度計算では、従来の30µmだけでなく異なる基準を選び、基準によって被写界深度がどう変わるのかを確認できます。

mm

代表的なF値を選ぶか、任意の正の値を入力できます。

m

現在の許容錯乱円:30.0 µm

この値は「これより小さければ人間にはボケて見えない」という絶対的な視覚限界ではありません。

センサーサイズを変更しました

現在の許容錯乱円は「Traditional 30 µm(固定値)」です。

この基準では、センサーサイズを変更しても許容錯乱円は30 µmのままなので、被写界深度の計算結果は変わりません。

センサーサイズに応じて許容錯乱円を変える場合は、「センサー対角線 ÷ 1500」を選択してください。

計算結果

近点
ピント位置
遠点
被写界深度
前方
後方
過焦点距離
ボケの変化を見る

ピント位置でボケは最小になり、手前・奥へ離れるほど大きくなります。緑の基準線より下にある範囲が、今回の設定での「被写界深度」です。

計算条件について

この計算は理想的な薄レンズモデルによる幾何学的被写界深度です。

入力するピント距離は、カメラのセンサー面から被写体までの一般的な撮影距離として扱い、計算モデルが必要とする前側主点からの距離との差を0と近似しています。近距離ではこの差が大きくなる場合があります。

実際のレンズでは、主点位置、内部フォーカス、収差、回折などにより結果が異なる場合があります。

許容錯乱円は「どこまでのボケを許容するか」という計算上の基準です。人間の視覚の絶対的な境界ではありません。

Model
Ideal paraxial thin lens — MODEL
Criterion
Traditional 30 µm — REFERENCE
Real lens geometry
UNKNOWN