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Sidekick Lab
by Ichiro Murata

英語版Knowledge記事を、著者レビューを経て本番公開した

打ち出の小槌(Knowledge Base)の英語版を公開した。AIに翻訳させた記事を、英語を読み切らずに公開判断できる仕組みを実際に動かし、最初の記事群を本番へ出した。

村田一朗|写真家・SideKick開発者

打ち出の小槌(SideKickのKnowledge Base)の英語版を、はじめて本番公開した。

背景

打ち出の小槌は日本語で書いている。英語で読みたい方にも同じ内容を届けたいが、私自身は英語の記事を読んで「これはこのまま公開してよい品質か」を正確に判断できる自信がない。

以前、AIに翻訳させた英語記事を、AI自身が書く日本語のレビューをもとに判断する仕組みを試作していた(2026-07-18の開発ログで紹介した内容)。今回は、それを実際に本番記事へ動かしてみる番だった。

今回取り組んだこと

まず、試験運用の対象として選んだ記事群について、実際にAIへ翻訳とレビューをさせた。レビューの過程では、AIの訳文が原文と食い違っている箇所がいくつか見つかった。たとえば、ある記事では撮影枚数の計算方法が原文と違う説明に書き換わっていたし、別の記事では有料プランの名称が原文と一致していなかった。

これらは、AIのレビューが日本語でまとめてくれたおかげで、英語を読み込まなくても気づくことができた。見つかった点は日本語の原文側を直し、翻訳と確認をやり直した。

最終的に、試験運用した記事すべてが確認を通過したので、英語版のKnowledge一覧ページと合わせて本番公開した。あわせて、日本語版と英語版を行き来できるリンクや、検索エンジン向けの多言語対応も整えた。

なぜこの方法を選んだのか

AIの翻訳をそのまま信じて自動公開するのではなく、かといって英語が読めない自分がすべてを一から確認するのでもない。AIには「何を確認し、何が気になったか」を日本語でレポートさせ、公開してよいかどうかの最終判断は自分で行う、という形にした。

これは、SideKickが一貫して大事にしている「最終判断は人間が行う」という考え方を、翻訳という場面でも崩さないための選び方だった。

利用者にとって何が変わるのか

これまで日本語でしか読めなかった打ち出の小槌の記事の一部が、英語でも読めるようになった。日本語版の内容や公開の仕組み自体には手を加えていないので、日本語で読んでいる方への影響はない。

今後の予定

今回公開したのは、最初にまとまった一部の記事だけになる。今後、対象記事を増やしていく予定だが、AIのレビューと人によるチェックを両方続けながら、慎重に広げていくつもりでいる。

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